「お手入れが大変そう」という理由でどうしても手が出なかった鉄フライパンですが、愛用しているティファールが焦げ付くようになり、もし鉄フライパンの使い勝手が良かったら、今後、しばらくは買い替えが必要なくなるかも?と思い、1つ買ってみました。
我が家で使用するフライパンは2種類で、22㎝、28㎝、それと深型フライパンの26㎝のウォックパンです。
使用頻度によりますが、一番使う22㎝のフライパンは、いつも1年半くらいで買い替えていました。
リバーライト極厚板フライパン24㎝を選んだ理由
結論から言うと、鉄フライパンの中でもお手入れが簡単だったのと、持つところが「木」で、デザインが私好みだったこと、その2つを考えた上でのお値段が妥当だったことが決め手です。
リバーライト極のお手入れは簡単!
ホームセンターなどでよく見かける鉄フライパンは、初めて使うとき「空焼き」という作業が必要です。
販売時の錆を防ぐため、防錆加工が施されています。
初めて使う前、これを火で焼き切ります。
ウチのコンロはIHです。
カセットコンロはありますが、フライパンのお手入れのためにカセットコンロを出してわざわざ作業するのは正直めんどくさいですw
リバーライト極みは「窒化鉄層+酸化鉄層を形成させることで極めてさびにくい作り」だそうです。
そのため、錆止め塗装をしていないので「空焼きが必要がない」のも購入のポイントです。
専門的なことはよくわかりませんが、鉄をさびにくい加工にしているので、ガンガン使ったあとは、ガシガシ洗って、パパっと片付くという事です♡
ティファールとリバーライト極を比べたサイズ感
今まで使っていたティファール22㎝のフライパンの代わりになる大きさで選びました。
利用目的は、朝ご飯のおかず作りがメインです。
厚板なので重みがあり、鍋振りはしないことも考え、この形とサイズにしました。
もし、鍋振りをやるおかず作りで考えるなら、普通のフライパンの方が形も重さも良いと思います。
ティファール22㎝のサイズとリバーライト極厚板フライパン24㎝がほぼ同じ大きさで、蓋も有効活用できるかなと思い決めました。
何年も買い替えない予定だから金額的にお得!
今まで使っていたティファールのフライパンは4,100円です。それを約1年半ごと買い替えていました。
今回購入したリバーライト極は7,260円。
鉄フライパンは調理の油でコーティングをするので、よほどのことがない限り買い替え不要と考えています。なので、将来的に金銭的にかなりお得になります!
使用前のお手入れ方法は「リバーライト極」だから簡単!
初めて使う前のお手入れ
①洗剤でよーく洗う。
②コンロにかけ、水分を飛ばす。
③油を1/3くらい入れ、弱火で5分くらい熱する。
④オイルポット等に油を返す。(私はお椀に返し、調理に使いました)
⑤キッチンペーパー等で油を全体に塗り広げる。
先程の選んだ理由でも書きましたが、リバーライト極は錆止め塗装をしていないので「最初の空焼き不要」です。
食材をくっつきにくくしたり、焦げ付き防止のために油でのコーティングは「必要」です。
が・・・・超~簡単です^^
調理中の使い勝手と焦げ付き具合は?
使い慣れているコーティング加工のフライパンとの違いは、油と火加減です。
☆煙が出るくらいまで温め、少し多いかな?というくらい油をひく。
☆油がしっかり温まったら食材を入れる。
このふたつのポイントを押さえといたら、ぜーんぜん難しくないですよ♡
ちなみに、炒め物は強火でガンガン出来て、ベチャっとならず美味しくできます!
カルビや鶏もも肉も焼くんですが、外はカリッと焼きあがります。そして、そのままフライパンごとテーブルに出しますw
熱々フライパンなので、お肉が冷めにくく美味しいです♡
使用後のお手入れ方法
焦げがなければたわしでさっと洗いI、中火1分乾かす。
これだけです!
焦げがついたらお湯につけて浮かし、たわしでさっと洗い中火で1分乾かす。
しばらく使わない
きちんと磨いて汚れを落とし、しっかり乾かしてそのまま片づける。
しばらく使わないって言っても、1週間から10日くらい?
全く変わらず、綺麗なままです。
いつも使うものだから、どのくらいの期間錆びないかはちょっと不明です。
リバーライトは錆びにくい加工しているので、数か月か年単位か・・・?
もしかしたら錆びないか?
試していないのでわかりません。
再度使うとき
一度熱して油をひき、フライパン全体にキッチンペーパー塗り広げ少し冷ます(油返し)。
新たに油(調理用)を入れ調理します。
焦げっぽい色がついたらナイロンたわしで磨いてリセット
どうしても焦げのシミみたいなのが気になって、お手入れ方法を調べると、高級鉄板焼き店のシェフが、閉店後、鉄板のお手入れをしているところを動画で見ました。
焦げのシミはきれいに磨いて落とし、常にピカピカの状態を保っていました。
鉄板も「鉄」だから、鉄フライパンと同じかなと思い、焦げのしみができたら磨いて使ってみました。
私は使い始めたばかりの頃「育てる」という事を勘違いしていて、「たわしだけ」でしっかり洗い、だんだんとフライパンが油っぽく黒くなっていくのが「フライパンが育ってる」と思っていました。
でも「油ついたまんま」って酸化とか嫌だし、ゴキブリ呼びそうだし、不衛生なんじゃないか?と思い始め、上記のお手入れ方法に変えました。
使う時きちんと熱し、しっかり油を使えば食材がくっつくこともほとんどなく、快適に使えています♪
実際、半年使ってみた感想!
使う前まで「鉄フライパンは特別なもの」と勝手に思っていた私です。
ハードルをかなり上げていましたw
「フライパンを育てる」という言葉にずいぶん惑わされたように思います。
せっかく育てているんだから洗剤で洗うのは絶対NG!みたいなものをよく目にするので、絶対に洗剤で洗えないのはなんか不衛生だな~とも思っていました。
販売元の説明書にも「使用後はお湯か水で・・・」みたいに書いているので「やっぱり洗剤使えないんだー・・」と思っていました。
でも、その理由は、フライパン表面についた「焦げ付きにくくするコーティング」の役割をしている「油の膜」がなくなるからのようです。
でも、全然大丈夫!
今では私、少しでも焦げがついたら洗剤&スチールたわしでガシガシ洗ってます。
ホテルの鉄板焼き屋さんの鉄板ように、私のフライパンはピカピカです♡
そのあとIHコンロで水分飛ばし、冷えたら収納しています。
いつもガシガシ洗ってるし、油も塗らず収納しているので、油の酸化も防げるし、ゴキさんも寄ってこないだろうし、衛生的にも満足です。
フライパンを使う時は「油返し」を行い、温度と油に気を付ければくっつくこともないし、快適に使えています!
もうひとつ気になったのが
「強火はダメだよ!フライパンが曲がるから」
「熱伝導率がいいから中火でOK!」
みたいな、火加減のことも疑問でした。
鉄フライパンを使う魅力は「強火で一気に火を通す」ことだと思います。
中華屋さんみたいに。
実際、中火で調理すると失敗しました。
フライパンの温度だと思います。
冷たい食材を入れると、熱したフライパンも温度が下がります。
そのまま中火で調理すると失敗しました。
逆に強火で調理すると、余分な水分も飛ばしながら一気に仕上がるし、食材に少しおこげが出来て香ばく、とても美味しくできました。
フライパンが曲がるのは強火だからではなく、調理後、熱々の状態のフライパンに水をジャーと入れ、急激に冷やすことなんじゃないかと思います。
結果的には強火調理で余分な水分を飛ばしながら、一気に調理するメニューには最高でした!
使ってみて良かったので、次は卵焼きフライパンと、使い勝手のいい形「28㎝フライパン」を購入予定です♡
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